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ベトナムからの風
ベトナムの若手芸術家のグループ展。
グェン ホアン トゥアン リン・ドー ハー ホアイ・チャン バオ ミーは、三者ともに日本初展示となる。






グェン・ホアン・トゥアン・リン
ベトナム、ラムドン省生まれ

2018年〜2020年
ホーチミン市美術大学 彫刻科
2021年〜2023年
横浜国際教育学院 日本語学科
2023〜
アーツカレッジヨコハマ ゲームクリエイター学科 CGコース

【主な展覧会】
2019年3月
第19回ホーチミン市美術大学の彫刻展覧会
2023年9月
東京ゲームショウ 3DCG作品


私はホーチミン市の美術大学で学んでいる間、家族の事変が起き、精神的な病気を患った親族を支える必要が生じました。彼らは日常の世界から離れ、生活の重圧や周囲の人々の偏見、競争、悪意に悩まされることなく、夢幻的な世界に没頭する状態になっていました。そこでは、彼らは自分らしくあり、周囲の視線を気にする必要がありませんでした。
しかし、長い治療の後、彼らを現実の世界に戻さなければなりませんでした。その後も、「夢幻的な世界から引き戻すことは、この圧力に満ちた世界に戻すべきなのか」という疑問が私を苦しめました。この考えが私自身に多くの影響を与え、私の創作に強力なインスピレーションをもたらしました。私は主に身体表現を使い、登場人物の精神の混乱を表現しました。それは、現代の生活が見えない拘束によってどのように圧迫されているかを示しています。
私にとって、精神的な病を患った人々は非常に尊敬すべき存在であり、彼らは退屈で圧迫感のある一般的な規範を超えて自由に夢中になる勇気を持っています。内面の混乱も私の作品で表現したいものであり、それによって、私の内面深い感情を観客に伝えたいと考えています。






ドー・ハー・ホアイ
ベトナム、ザライ省生まれ

2012年〜2018年
ホーチミン市美術大学 彫刻科


【主な展覧会】
2013
ビエンナーレ(ホーチミン市美術大学)
2014
第14回ホーチミン市美術大学の彫刻展覧会
2015
「ドグマ賞」(ホーチミン市美術館)
2016
フランス人アーティストグループAbecedaire de Saigon - With t.r.a.n.s.i.t.s.c.a.p.e (Pierre Larauza, Emmanuelle Vincent, Thy Nguyen Truong Minh) のプロジェクト
2019
第19回ホーチミン市美術大学の彫刻展覧会
2021
「Nghich−平均」展覧会(ベトナム ハノイ)
個展(Toong Wink Hotel)
個展「Allergy−アレルギー」(TOONG 126)
2022
「trung diem−中間点」展覧会(ベトナム ホイアン)
「canh quan ran no」展覧会(ベトナム ホーチミン)
2023
ショーケース「From the "peculiar" to roses−奇形から薔薇まで」
サラン国際アートフェスティバル/アート展覧会(マレーシア)
「グレープバイン」(アウディ チャージング ラウンジ ホーチミン)


伝統的に彫刻は、コンクリート、銅、石、木、鉄、セラミックやプラスチックなどで作られてきました。私は、それらの素材と発泡体を組み合わせています。発泡体には液体と固体という 2 つの物理性があり、最終形状に到達するまでにさまざまな条件下で外部からの大きな衝撃を受けます。 発泡体のこの制御不能な特性は、他のものと同様に、私の体にもアレルギーという形での不確実性を思い出させました。 ランダムなアレルギーの起源は、すべての「体」の内外にアレルゲンが存在するかどうかが不確実であることの証拠です。 私は自分を「体」、家を「体」、社会を「体」、存在を「体」、信仰も結局は「体」に例えます。 誰もが無限のアレルゲンにさらされています。

個人の身体的および精神的な生活からインスピレーションを得て、パンを食べたときのアレルギー体験を通じたアレルギーについて描いています。体のアレルギーは、オンラインソーシャルネットワーク上の乱流の情報の流れによって人間の感情が引き起こされ、侵入されるときの自己の反応と同期しています。 。 それを通して傷を彫刻で視覚化することで痛みを表現しています。 身体的なアレルギーを構成することで、精神的な身体のアレルギーの感性を表現したいと考えています。






チャン・バオ・ミー
ベトナム、ホーチミン市生まれ

2014年〜2019年
ホーチミン市美術大学 グラフィックデザイン科
2020年〜2023年
横浜デザイン学院 日本語学科
2023年4月
東京造形大学 大学院 造形研究 美術領域


【主な展覧会】
2016年
フランス人アーティストグループAbecedaire de Saigon - With t.r.a.n.s.i.t.s.c.a.p.e (Pierre Larauza, Emmanuelle Vincent, Thy Nguyen Truong Minh) のプロジェクト


私は日常の写真を編集し、デジタルスケッチを作成し、さまざまな種類の紙(印刷物、和紙、ベトナムの伝統紙、包装など)を使ってコラージュ方法で絵を制作しています。私が撮った写真は日記のページのようであり、人生の感情や旅の一部を記録したいと思っています。デジタル時代の流れに逆らいたいため、自分の時間をスマートフォンで無駄にしたくありません。人々を自分が誰なのかをわからなくさせる時代。それで、私は自己位置を確立したいという気持ちを高めたいと思います。手仕事の魅力について研究し、紙をちぎることで感覚(触覚、視覚、聴覚、嗅覚)を活用して周囲の事物を感じ取り、作品を創り出しています。これらの経験を通じて、鑑賞者に紙の魅力を再発見させ、伝統的なあるいはあらゆる種類の紙がアートの素材として優れていることを示し、紙という伝統文化を保存し、時代の記録や表現媒体としての価値を模索することを通じて、紙の重要性を強調したいと考えています。
※すべての作品画像の二次利用及び無断転用は堅くお断りします
ベトナムからの風
グェン ホアン トゥアン リン
ドー ハー ホアイ
チャン バオ ミー
2023年12月3日(日)〜12月10日(日)
12:00 - 18:00
(木曜日休廊)
(初日は14時から、最終日は17時まで)
DOKA Contemporary Arts
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